両手そろばん指導について

当学院では、初歩から全員に「両手そろばん」の指導を行っています。
通常は一流選手になってから両手で弾くようになりますが、当学院はそのメリットを重視し、最初から両手を使った指導を取り入れています。

右手と左手で異なる数を計算するのは難しいのですが、訓練を重ねることで必ずできるようになります。数字が苦手なお子さまでも、時間はかかっても確実に習得可能です。

 

実際に、7年前から両手そろばんを全員に導入して以来、成果が出ています。例えば、数字を覚えるのに1年以上かかっていたお子さまが、今では1級練習に取り組み、暗算で「2桁×3桁」の計算にも挑戦しています。一般的な人よりも高い計算力を身につけ、将来社会に出ても必ず役立ちます。

教材について

この「両手そろばん」教材は、学院長・大屋雅世が長年の指導経験と、子どもたち一人ひとりの特性を踏まえて開発しました。

  • QRコード付き:指導動画を視聴できるので、ご家庭でも復習が可能です。

  • イラスト解説:難しい計算も目で見て理解しやすい工夫がされています。

  • パラパラ漫画仕掛け:見開きページごとに漫画のように動きが出るため、楽しみながら学習を続けられます。

  • スモールステップ形式:小さな達成を積み重ね、「できた!」という喜びを何度も味わえる構成です。

 

見取り算の基礎は全6冊で完成。終了時には 全珠連5級レベルの見取り算 ができるようになります。完成度の高い、実践的な教材です。

普及と今後の展開

今年2月より全国の珠算塾の先生方に販売を開始し、徐々に導入する教室が増えています。
導入済みの教場については、準備が整い次第、改めてご紹介いたします。

 

「どんな子にでもチャンスをあげたい」という思いのもと、これからも両手そろばんを広めてまいります。