金曜日に第2部のあんざんコンクールが行われました。かけ暗算120問・わり暗算120問・見取暗算60問、各制限時間5分です。普通の人が見たら悲鳴をあげそうな問題量ですが、2年生から中学生までの参加者は素晴らしい集中力を見せてくれました。これだけの人数が一斉に集中する場所はなかなかないですよね。また成績も素晴らしかったです。中学2年生のうたはさんは見事満点の1800点!それに続いたのが同じく中学2年生のこのはさん、そあさんそして小学5年生のかりんさんでした。このはさんとそあさんは金賞トロフィーをかけての決勝が行われました。指導者もドキドキします。どちらにも勝ってほしい。しかし金賞の枠はあと1人・・・。そんな思いの中、各学年の優勝者と一緒に同点決勝が行われました。決勝問題はかけ暗算20問・わり暗算20問・見取暗算10問で一気にします。制限時間はたったの4分です。全問できたら挙手をしその後見直しはできません。張り詰めた空気の中『ようい、はじめ』のコール。凄じい勢いで答えを書きながら次の計算をしていくので、ずっと答えだけを書いているように見えます。そんな中このはさんが先に挙手。タイムはちょうど2分!そあさんもその直後すぐにできましたが、手を挙げずに見直し!これが作戦です。挙手をしたこのはさんは見直しができないので、そあさんは全問見直しに入ります。言い方があまりよくないかもしれませんが“駆け引き”が行われます。私は人生においても真剣勝負の中で駆け引きができる場があることはとても大切だと思います。そして交換採点で答え合わせ。二人とも見事満点で、この勝負は先に挙手をしたこのはさんの勝利となりました!みんなが見守る中、絶対に勝ちたい!という信念を持ち問題と向かい合う子どもたちの姿にいつも感銘を受けます。私もそれに応えられる指導者でありたいと思います!
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